地底にいる古代人と接触するため
ヒラガの手助けを求め、
ソーモンへ向かうシリウス達
しかし、ソーモンは再び戦火に見舞われていた
強靭な力に屈するシリウス達の前に
史上最強の味方が姿を現す……!?
聖王の助言による
ディステニィストーンを用いた
ブルーの時術は
魔王達を消し去り
シリウスとソティを救った
シリウスとソティは
聖王からの伝言通り
古代人を探しだすため
一同に別れを告げ
旅立ったのだった
復活!!戦火に猛る鋼鉄の巨人
ヒラガ:コッペリア、キャンディーさん!街のモンスターは減りましたか!?
コッペリア:なかなか減んねえ。
タチアナ:この武器でバンバンやったんだけどほんと数が多くて!
ひらが:とにかく外の魔物をその武器で減らしてください!
たちあ:うんっ!
シリウス:聖王様は地底にいる古代人に会えとおっしゃられたそうだが、地底なんてどこから行けばいいんだ?
ソティ:わかんない。ヒラガ博士が、地底に行く機械を作ってくれないかな。
しりう:博士か……そうだな。森を突破してソーモンに行ってみよう。
モンスター現る
しりう:クソっ……早速魔物がちらほら見えるな。
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しりう:そろそろソーモンが見えてくるころだが……
どういう事だ?前に来た時は、こんなに魔物はいなかったはずだ!
そてぃ:……イヤな予感がする。
???:きゃーーーー!!!
しりう:!!!
向こうで誰かが!!ソティ、行くぞ!
そてぃ:うん。
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たちあ:よーし!いっちょうあがりっ!
しりう:タチアナ!どうしてこんなところにっ!
たちあ:コッペリアも一緒だよ。
しりう:そういう問題じゃない!危ないだろ!さっきみたいに魔物が……
たちあ:大丈夫!この銃で簡単にやっつけたもん。
しりう:それが危ないと言ってるんだ!
たちあ:ソティー、元気ー?
そてぃ:……うん。……コッペリアは?
こっぺ:問題ねえ。博士に直してもらった。
しりう:私を無視するな!
たちあ:さあ、みんなでソーモンに戻ろう!
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ベルヴァ:小娘、俺にそんな小賢しい技は通用せんぞ。
そてぃ:…………
???:これならどう?
どんどどん
べるヴ:き、貴様は何者!!?
エミリア:エミリア。
ライザ:私はライザ。
えみり:あなた達の企みはわかってるわ。石……ディステニィストーンでしょ。
べるヴ:フハハ!この辺りのどこかにあるはずだ!
らいざ:無駄よ。手を引くように、あなたの主に言っておきなさい。
べるヴ:邪魔者の存在を報告しよう。貴様らこそ覚悟を決めておけ。
しりう:あなたは……?
えみり:エミリア。こっちはライザよ。
らいざ:皇子と皇女ね。アニーから話は聞いているわ。
しりう:アニー……私を救うために手助けしてくれた女性か……
えみり:ソーモンが危険よ!あいつはソーモンの方へ行ったわ!
しりう:そ、そうだな。ソーモンへ急ごう!
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ンゴゴゴゴ空から何かでてくる
サルーイン:我はサルーイン。その石をよこせ。それは私が創ったものとは違う偽りの石。
しりう:偽物か本物かは私達が判断する!奪いに来るなら倒す!
さるー:私は兄のように甘くはないぞ。
たちあ:街中に魔物が出てきたよ!
さるー:渡さぬなら、この街ごと闇に葬るまで。
えみり:街も港も海も研究所も……このままでは危険だわ!
べるヴ:決着をつけにきたぜ。
えみり:コイツは私達に任せて。皇子達は港のほうを守って!
しりう:すまない!
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ブッチャー:くそったれ!どうすりゃいいんだっ!
しりう:おまえは……下劣な海賊?
ぶっち:んだとっ──って……お前!
そ、そうだ!手を貸せ!
海で……海でシルバーの船が襲われている!
アイツには……前に借りがあるからよ。借りたまんまは性に合わねえ。
しりう:シルバー親分が!?しかし私は……船酔いが……
そてぃ:……行く。
しりう:ソティ!!……じゃあ、そっちは任せるぞ!
そてぃ:……うん。
ぶっち:お前は嫌いだが、お嬢ちゃんなら大歓迎だぜ。
しりう:任せた。私達は街を守る!
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こっぺ:ガガガ……ピーピー……
たちあ:何?今の音?
こっぺ:オレの身体の無線だ。博士からだ。
ひらが:ピー……キャンディーさん!至急戻ってください!研究所が魔物に!!
たちあ:わかった。すぐ戻るよ!
ひらが:ガガガ……あとひとつ、お願いが……
ディステニィストーンが必要なんです!持ってきてもらえませんか!?
たちあ:…………
きりかわり
たちあ:シリウス……お願いがあるんだ……
しりう:なんだ?戦いの最中に!!
たちあ:ディステニィストーンを……貸してくれない?
しりう:なんだと!?またディステニィストーンを盗ん──
たちあ:研究所が危ないの!!
しりう:…………
……持ってけ、タチアナ。
たちあ:……ありがとっ!!!
えみり:ちょうどベルヴァを倒したところよ。私達で街を守りましょう!
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ひらが:よく戻ってくれました!ディステニィストーンをそこの壁に!
たちあ:はい!
ひらが:ほいさぁーーーー!!
たちあ:…………
ひらが:…………
たちあ:何も起きないじゃん!
ひらが:石が……石が足りないんです。これを起動させるにはまだ石が……
たちあ:えーっ、足りないの?これで全部だよ……
こっぺ:石ならまだあるぜ。
ひらが:へ?
こっぺ:オレの中に入っている動力。【活塞のペリドット】。
ひらが:し、しかし……それを外したら……
こっぺ:使え、博士。
ひらが:…………分かりました。
きりかわり
こっぺ:────
たちあ:コッペリアが……死んじゃった……
ひらが:死んでいませんよ!!さあ、全部の石で再起動です!
きりかわり
しりう:タチアナは無事に研究所へ行けただろうか?
らいざ:研究所の方角を見て!
ごごごー
でっかいコッペリアが登場
しりう:けっ研究所が……コッペリアに……?
らいざ:……勝ったな……
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でかいコッペリアが動く
巨大コッペリア:余裕だぞー!おめえら、どけどけー!
ん?頭の中から声が。
ひらが:コッペリア、その調子で魔物を追い払うのです!
たちあ:すごいすごい!研究所がコッペリアになっちゃった!
さるー:ほほう。我がしもべ達では止まらぬか。
飽きるまで動きまわれ。然る時、相手をしてやろう。それまでこいつの相手でもしていろ。
巨大こ:逃げるなー!
モンスター:ぐるるる……
巨大こ:!!!
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でかいコッペリアとモンスター(ドラゴンパンジー?)の戦闘
モンスター:ぎぃぃやーーー!
巨大こ:物足りなかったぞ。
撃破
さらにでかいコッペリアが動く
ひらが:やりましたぞ!コッペリアの勝利です!
たちあ:コッペリア、かっこいい!
ひらが:しかしあの技術はコッペリアの体に大きな負担をかけます。
すぐに戻してあげなくては。もとのコッペリアに石を付け直しましょう。
ところ変わって海上
ぶっち:ソーモンの方で魔物がバタバタしてやがるな。
そてぃ:…………
ところ変わって街
しりう:コッペリアは勝ったようだ。私も負けないぞ!
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こっぺ:余裕余裕。
たちあ:シリウス……これ。
今度は返すよ。騙さないよ。
しりう:…………
私は私が信じた相手に大切な物を預けた。……それだけだ。
たちあ:……シリウス……
ところ変わって海上
ぶっち:な、なんだったんだ、あの巨大なバケモンは?無敵じゃねえか。
そてぃ:……コッペリア……乗りたい。
ぶっち:……まあこれで陸は片付いたってことだな。次は俺たち海賊の出番だぜ。
さあ、シルバー達に合流といくか。
そてぃ:……全速前進。
ぶっち:勝手に言うな!それは俺のセリフだ!